トーキョー狂人見聞録

トーキョーとかいう愛すべき糞溜めでの人間模様の経験

Tinder案件No.2

Tinderで出会った女の子と今夜飲みに行く。実際にアポに発展したのはこれが二人目。アポ予定が月末にもう一人、宙ぶらりんが一人、会おうと定期的にアプローチくるのが最初に会った一人。合計四人を回す体制。その気になればあと数人増やすこともできそう。金と時間がもっとあればな。傲慢な考えだがもう少し選択的になるべきかもしれない。

一方で、結局この遊びに自分が何を求めてるのかこの数日間ぐるぐる考えてきた。自分の目的は何なのか。恋愛工学生ではないが、非モテコミットメントの回避がまず第一にあるのは間違いない。ではその次に求めるものはなんだ?LTR?それとも便利なセフレの開発?はっきりとした答えが自分の中でもでていない。

だから、今夜会うとは言っても現時点で戦略もスタンス(到達目標)も明確に固まりきっていない。デートコースは考えているけど全部自分が支払ってたら今日の所持金がすっからかんになりそうだ。支払い割合についても未定だ。

しかし考えなければいけない。この投資の先に何を得る?金も時間もエネルギーも費やして何も得られないなら黙って服でも買っといたほうがいいんじゃないか?金を無意味にドブ川に垂れ流すほど自分にいま余裕があるのか?

全てに合理であれとは言わないが、せめて惨めな思いをしないためにも、今回の目標をしっかり設定して行動したい。状況依存要素もあるが、それぞれに対応した目標を複数個。

そして今回会うのは24歳MARCH卒社会人、スト値7.5。

Tinder必殺オープナーが通用しなかった相手。すごく丁寧に敬語と挨拶を入れてくる。上下関係に厳しい社会に身を置いてきたか、あるいは人付き合いになんらかの難があるのか。
とりあえずマッチしてからは食事の趣味が合っていたのでそこを徹底的に押した。会話が多少グダったけどなんとかアポにまで落とし込んだ。会話グダは俺の技量の問題もあっただろう。LINE移行後の会話をどう進めるかってホント課題だ。実際問題俺自身が初対面の相手にそこまで興味ないのが原因だろうか。今のところ俺自身はあまり楽しくない。スト値がそこそこあるから続けてるだけ。むこうもOKしてくれているけど俺に興味を抱いたというよりかはオマケ戦略のオマケに惹かれてるに過ぎないんじゃないかな。だとしたら飯乞食なのかな。やだなあ。

まあでも食事の趣味は合っているわけだし、これで会話が噛み合えばLTR可能だろう。もしそれがダメなら2件目の前に潔く放流か。どのみち今日は日曜日だからワンチャンは難しそうだ。

LTRを視野に入れる場合、本当にしっかり楽しませることができたと思ったら飲み代は頂こう。7:3くらいで。イマイチ楽しませてあげられなかったと思ったら奢ってあげよう。

どうしようもないと思ったら適当に切り上げて帰ってこよう。どう転ぶかな。

と考えると、長く続く可愛い女の子の飲み友達が素直に欲しいだけなんだな、と気づく。うーん。

まあ実質スト値推定7以上の初対面の相手と戦うのは初回だし、今回は、
・今後の勉強になるのだと思って観察眼を利かせ鍛えること。心理分析と誘導が実際にどこまでできるか。
・ラクに臨んで雰囲気に慣れる。自分のきままな会話でどこまで進めるかチェック。
くらいの意識で臨もう。PDCAだけ回して次回以降の案件を堅実に仕留めていく鋭さを磨く。